特定看護師というミライ
近い将来、今まで以上に看護師さんに接する機会が増えるかもしれない。 昨今、医療技術の高度化や医療の専門家などで、医師が行う行為が日々増加していると言われています。また、超高齢化の進行により在宅医療の必要なお年寄りの増加が増えています。 そのため、現実に即したよりよい医療を行う為に、医療体制の見直しが行われており、その一つとして、今まで以上に看護師や薬剤師の役割を広げて連帯する「チーム医療」です。
なんだかんだ言っても、患者の一番近くにいるのは医師というよりは看護師ですから、その看護師にいままで医師でないとできなかった医療行為の一部を委任する形の制度が「特定看護師」という名前で、導入が検討されています。 とは言っても、知識がない方が医療行為をする事が望ましいかという話題は当然出てくるようで、もちろんそこは議論になっています。まだ現時点では本決まりのルールは無いのですが、その特定看護師の資格を与える看護師には、一定の実務経験を義務づけしたり、一定以上の医療知識の学習を義務づけたりする形が検討されています。 実際、問題が無いかどうかを検証するモデル事業としては、すでに一部病院では特定看護師に認定された看護師がおり、その特定看護師が、医師が決めた医療計画の下に自分の判断で医療行為を行っています。
では、現状はどうなのか?と言うと、これもまた曖昧です。と言うのも、現状では看護師は「医師の指示の下で」診察の補助を行える事になっているのですが、困った事にどこまでが、「補助」なのか決められておらず、言ってみれば医師の判断次第という側面があるようです。なので、特定看護師の制度設計と同時進行でその範囲をはっきりさせようという議論も同時進行しているようです。
専門的な所が多く、私も正直理解しきれてはいないのですが、願わくはそれが医療の向上の為のものになってもらいたいなと思います。間違っても、看護師の負担ばかりが増える事のないように。
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